熊本県阿蘇エリアでFAMを実施:10月28日〜10月30日

2018年10月9日

報道関係者各位

Heartland Japan(リベルタ株式会社)

 

阿蘇で田舎周遊型アドベンチャーツアーのモニターツアーを実施!

地域の魅力を発掘し、欧米の富裕層向けに旅行商品化。外国人観光客に販売し、阿蘇を世界ブランドに

〜熊本県の阿蘇ウォーキングツアー〜

 

「世界視点で地域の価値を変える」ことをミッションとして掲げるリベルタ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:澤野 啓次郎)が展開するアドベンチャートラベル事業「ハートランド・ジャパン」(英文名:Heartland Japan) は、この度、2016年4月の熊本地震の爪痕が未だに残る熊本県の阿蘇エリアにおいて、欧米豪のトラベルジャーナリスト、旅行会社のバイヤーを招き、地域特化型ソフトアドベンチャーツアーのモニターツアーを実施することをお知らせします。

 

– 海外向けツアー販売サイト:https://heartlandjapan.com/ (英語のみ)

– 阿蘇ウォーキングツアー:https://heartlandjapan.com/itinerary/aso-walk/ (英語のみ)

– コーポレートサイト:http://heartlandjapan.jp (日本語/英語)

 

今回は、アメリカ、オーストラリア、香港、南アフリカの海外の旅行会社のバイヤーとトラベルジャーナリストの計8人を、熊本県の阿蘇エリアに招致し、西洋各国の富裕層向けに商品化されたウォーキングツアーのルートを、実際に地元在住の英語ガイド(通訳案内士)先導の下、周遊します。

 

Heartland Japanの「Aso Walking Tour」のプロモーション動画(https://vimeo.com/252251707)

 

このモニターツアーの実施期間と参加者の内訳は以下のとおりです。

 

・実施期間:2018年10月28日(日)〜10月30日(火)

・メディア招致:3名(アメリカ2名、オーストラリア1名)

・トラベルバイヤー招致:5名(オーストラリア1名、南アフリカ2名、香港2名)

 

また、今回のツアーリーダーは、阿蘇に精通した地元在住の英語の通訳案内士が務めます。

2020年の東京オリンピック、ワールドマスターズゲームズ2021関西で注目を浴びる日本。さらに来年のラグビーワールドカップ2019、2019女子ハンドボール世界選手権大会の会場となっている熊本県にとっては、この数年が世界から注目される好機です。このモニターツアーは、この熊本エリアが世界的な知名度を持つ存在になることを願って催行されます。

 

中岳の火口トレッキング

 

 

このウォーキングツアーの行程は、地元阿蘇エリアに在住の方々との共同作業で造成されました。

2017年の夏から2018年の初頭にかけての複数回の現地視察を経て、地元の人だからこそ知るディープなスポットが組み合わされた特定エリア周遊型のアドベンチャーツアーとなっております。

具体的には、2016年の大地震の後、営業休止を余儀なくされた「地獄温泉 青風荘」の秘湯「地獄温泉 すずめの湯」での温泉体験を始め、地元「アウトドアクラブ南阿蘇knot」のガイディングによる中岳の火口トレッキング、侍たちが行き来した二重峠ウォーキング、阿蘇神社、国造神社への参拝、高森エリアでの醤油蔵、酒蔵見学、わいた温泉郷での温泉スチームクッキング体験などが組み込まれています。

また阿蘇市の波野に残る地域の伝統芸能「横堀神楽」の鑑賞もツアーには組み込まれており、この海外向けのモニターツアーでも実際に上演されます。

フォトジェニックな場所で写真を撮って終わる観光や、お金さえ払えば誰でも体験できるラグジュアリートラベルではなく、地元の人たちとの「ふれあい」こそが一生の旅の思い出になる、そんな精神的な満足感こそが「真の贅沢」というコンセプトで、このツアーは催行されます。

 

2019年の春の再開に向けて工事が進む「地獄温泉 すずめの湯」。今回、モニターツアー向けに特別に受け入れを許諾。宿の本格的な再開は2020年春を目指している

 

1.すでに市場がある(西洋諸国)

– 一般的なマスツーリズムに比べ高単価

– マスツーリズムに比べ、地元に落ちるお金の割合が大きい

– 顧客は常に新たなコースを探している

 

2.健康と体験 -適度に運動したい(要調整=顧客はバカンスできている、年齢)

– 価値観がモノからコトにシフト

*体験(体を動かす、体で自然を感じる、記憶に残る体験)にお金を払いたいという顧客層が増えてきている

– 本格的なトレッキングやキャニオニングなどではなく、ウォーキングやハイキングなど初心者でも気軽に楽しめるアウトドアアクティビティは間口の広い顧客をターゲットにできる

 

3.これまでの観光の価値観を覆すパワーが田舎にはある

– マスツーリズムの視点ではショボいと言われるものを逆に売り物にできる

*田舎は自然の宝庫=ウォーキング、ハイキングのコース、カヌーイングスポットの宝庫

– ゆっくりと時間をかけて狭いエリアを周るので、 地域を通過点ではなく目的地にできる

*素通りさせない。目的地化できる)

– 地域にしっかりとお金を落とさせるチャンスが多い

 

4.カルチャーギャップを利用できる

– 西洋人は、日本の田舎を「東洋の神秘」「奥深い秘境」と感じてくれる

*日本人にはモテなくても、西洋人にはモテる

*辺境の地は旅の達成感に

– ありのままの日本人の暮らしぶり。今あるものを伝える、それこそが価値

– 日本の田舎は「日本らしさ」「日本くささ」「ありのままの日本」の宝庫

*近代世界は都市化の一途。均質化の方向だが、それに逆行すれば個性的な地域が見えて来る

*顧客は「非日常」を求めている

– 知的好奇心(知りたい、知識を自慢したい、学びたい=精神的な豊かさ)

*商業化された観光ではなく、本物を味わいたい旅慣れた顧客の好奇心を満たせる

 

5.人との触れ合い

– 参加者同士の連帯感(予めスクリーニングされた顧客層)

– 職人、酒蔵・味噌蔵・醤油蔵、農家、漁師、神楽や歌舞伎など地域の伝統芸能を残そうと尽力されている社中などの人との対話を通じた「異文化体験」は人生を変えるパワーがある

 

地元の有志と一緒に作ったウォーキングツアー

 

 

1.地域の既存施設への送客装置

– 世界中の外貨を地域に流す

*観光スポット、飲食店、宿泊施設、体験を提供する事業者をパッケージング

– 地域経済への貢献

 

2.地域のクリエイターとの連携

– 世界中の外貨を地域に流す

*旅行会社、通訳ガイド

*販売用マテリアルの作成:ライター、カメラマン、ビデオグラファー、デザイナー

 

3.穴埋め効果

– シーズナリティ(閑散期)の課題解決

*GWやお盆休み、土日など日本の休日に左右されない集客

 

4.受け入れ側の負担はゼロ

– 全国の通訳案内士(ガイド)をネットワーキング

*すでに400名以上が登録済み。全国どこでもツアーの催行、通訳が可能

– 受け入れ側の言語の壁は感じさせない

 

ツアーに組み込まれている波野の横堀神楽

 

 

ターゲット顧客は欧米豪(西洋)の富裕層。さらに下記のような特定層を想定しています。

 

 

旅慣れた西洋人を対象に、お膳立てしない本物の日本、歴史、伝統、文化、食、そして日本人の暮らしぶりなどをわかりやすいストーリーとして伝えていくことに重きを置き、地域に根ざす人たちとの触れ合いも付加価値として提供していきます。

アジア圏からの顧客に比べ、欧米豪など西洋からの観光客は遠い距離を移動して来日する分、滞在日数が多く、旅行消費額も多くなる傾向があります。またウォーキングツアーという狭域エリアをゆったりと周遊する手法を用いることで、これまで通過点にしかならなかったような地域(集落)が目的地となり、外貨を獲得する機会が増えることが見込まれます。

日本へのインバウンド観光客のほとんどは、東京、富士山、京都、大阪というゴールデンルートを周遊するのみにとどまっています。日本のインバウンド観光客が増えている一方で、地方がその恩恵を十分に受けるにまでは至っていないのが実情です。

日本臭さ(古き良き日本らしさ)が色濃く残るのが地方の強み。その強みを磨いて、解りやすいストーリーに加工して伝えていくことで、顧客満足度を高めることがこのHeartland Japanの旅行サービスの特徴となっています。

 

 

「Heartland Japan(ハートランド・ジャパン)」は、2018年1月より、オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、イギリス、香港などでの現地セミナーや、トラベルエキスポへの出展を行い、海外販売チャネルの開拓に腐心してきました。そこでわかるのは、東京、富士山、京都、広島という一般的なルートに偏った旅行商品のオファーがされており、バラエティが少ないという課題です。

日本政府が掲げる欧米豪の顧客の訪日促進、ゴールデンルート以外の地方への誘客については、圧倒的に手薄な状況です。地方にはアドベンチャートラベルの素材が山のようにありますが、それられを目利きして、商品化し、実際に販売、催行まで行う地域のプレイヤーがいない点も課題として挙げられます。

私たちは、こうした日本の地域が抱える課題解決に、今後努めてまいります。

 

 

「Heartland Japan(ハートランド・ジャパン)」は、日本の地方に存在する個性あふれる集落を海外向けにパッケージングし、ブランド化し、アドベンチャーツアーによる体験を通じて、世界に伝えていきます。

景観や施設だけが観光資源ではありません。地域には、我々日本人にとってはあまりにも日常化しすぎていて、普通にしか感じる事ができない潜在的な魅力が数多く埋もれています。よそ者にしてみればそれは財産に映ることがしばしばあるのです。

たとえば、郷土に言い伝えられる言い伝えや郷土史、伝統芸能、伝統工芸、暮らしの知恵……また、地域に息づく人々の暮らしぶりやその心の中に存在する価値観や郷土愛こそが個性であり、その地域の魅力です。肝心なのはそれをどう伝えていくかです。

我々日本人自身が、それに気づき、忘れがちだったふるさとの魅力を見つめ直し、新しい価値観、新しい目線で工夫して発信していけば、新しい地域のあり方が見えてくると考えています。

こうした地域に特化したインバウンド観光開発の活動により、誰もが自分の地元に誇りを持てる社会を創ることを目指してまいります。

 

Heartland Japanブランドのエンブレム。このブランドで日本の地域を旅の商品として世界中に売り込まれる

 

澤野 啓次郎

リベルタ株式会社 代表取締役 CEO & Founder/ハートランド・ジャパン 代表

山口県萩市出身。大学卒業後、シンコーミュージック、ウォーカープラス(現KADOKAWA)を経て、2005年ヤフー・ジャパン入社。デジタルマーケティング、決済ソリューション、WEBプロデュース職、東南アジア事業に従事。

2014年リベルタ株式会社を設立。デジタルコンテンツ事業、スタートアップ支援事業を手がけ、2017年から田舎特化型インバウンド観光事業「Heartland Japan(ハートランド・ジャパン)」をスタート。「日本の地域を世界ブランドに」を旗印に、日本の手つかずの集落をイタリアのチンクエテッレのようにパッケージングし、ブランディングし、旅の商品として世界に発信。僻地を含む日本の隅々まで訪日観光客を送り込むことに注力している。

 

会社名:リベルタ株式会社(Liberta Inc.)

所在地:〒162-0801 東京都新宿区山吹町332 オフィス87 4階

設立日:2014年6月2日

代表者:代表取締役 澤野 啓次郎(Keijiro Sawano)

 

事業内容:

訪日客向けアドベンチャーツアーによる地域活性

デジタルコンテツ制作、編集プロダクション、システム開発、メディアグロースハック

 

リベルタ株式会社公式サイト:https://liberta-inc.com/

リベルタ株式会社Facebook:https://www.facebook.com/Liberta.Inc/

 

ハートランド・ジャパン公式サイト:https://heartlandjapan.com/

ハートランド・ジャパンコーポレートサイト:http://heartlandjapan.jp/

ハートランド・ジャパンFacebook:https://www.facebook.com/HeartlandJapan/

ハートランド・ジャパンInstagram:https://www.instagram.com/heartlandjapan/

ハートランド・ジャパンVimeo:https://vimeo.com/heartlandjapan

ハートランド・ジャパンTwitter:https://twitter.com/Heartland_Japan

 

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【本件に関するお問い合わせ】

リベルタ株式会社:澤野 啓次郎(さわの けいじろう)

メールアドレス:info@heartlandjapan.com

電話:03-6265-3294

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