8月30日、熊野古道「伊勢路」の新プロジェクトがスタートしました。欧米豪のツーリストに向けて、伊勢路ならではの体験コンテンツを開発するというものです。
熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として2004年に世界文化遺産に登録されました。そのため、ターゲット市場においては、デスティネーションとしての認知がある地域の一つです。
しかし、その認知は田辺から熊野本宮へ向かう「中辺路」や、高野山から熊野本宮へ向かう「小辺路」の二つにとどまっています。すなわち、「伊勢路」はまだまだマイナーな道です。
リベルタ株式会社の「ハートランド・ジャパン」は、江戸時代に庶民の道として愛され多くの人が歩いた「海沿いの参詣道」を歩き、当時に思いを馳せながら伊勢路を繋ぐ一つのストーリーを描きます。
およそ170kmという伊勢路の広域エリアには、現在、それぞれの地域に魅力的なコンテンツや観光資源、地域の人々の暮らしがあります。我々は、この地域資源を洗い出し、ターゲット目線でコンテンツの磨き上げや新規開発を担当します。
伊勢路に一歩足を踏み入れれば、そこには険しい峠、今なお江戸の面影が残る素晴らしい石畳の道、そして中辺路や小辺路にはない川の巡礼路、海の道、海沿いの人々の暮らしなど、魅力溢れる観光資源が溢れています。
その魅力を外国人目線で磨き上げることが、我々の使命です。
ハートランド・ジャパンが、目指すのは、「ふるさとを世界と分かち合うこと」。
そのため、伊勢路に暮らす人々の飾らない日常風景やありのままの町の姿を大切に、オーセンティックな伊勢路の魅力をコンテンツという形にして旅行プランを造成、世界へ伊勢路の魅力を発信していきます。