【島根】津和野FAMツアー参加報告

弊社のオペレーションチームのメンバーが、山陰の小京都と言われる津和野の1日間のFAMツアーに参加いたしました。深い津和野の知識をお持ちのガイドさんたちが津和野駅で出迎えてくださるなど、津和野の持つ人や自然、歴史資源のポテンシャルが見事に引き出されたFAMでした。


津和野駅を出発して本町通りへ出て、津和野町日本遺産センターを訪問すると、津和野町について全て学ぶことができまするのでオススメです。津和野町のならではの盆踊りである「津和野踊り」。

津和野百景図、鷺舞などについて学んだあと、本町通を散策すると、気軽に酒蔵、おしゃれなお茶屋さん(津和野で飲まれているざら茶)へ入ると、暖かく迎えてくださり、しばしの談笑タイムを楽しむことができました。


出迎えてくださった津和野町出身の方も移住されてきた方も、町に対しての愛情と情熱がものすごく伝わってくるなど、津和野に没入できるような良質な時間を過ごすことができました。

そのあと、風景が変わる殿町通りへ移動。ガラッと景色が変わり、歴史の話を聞いた後、藩校養老館を見学、津和野の歴史的な格式を感じさせてくれました。


津和野城跡へは、リフトで行ってアフタヌーンティーをする予定でしたが、天気の関係で、今回は永明寺へお邪魔しました。雪景色が神秘的で、書院の中からみる雪景色の日本庭園はとても日本人や欧米人など万人を虜にする静かで美しい佇まいでした。


その永明寺でLuxurious afternoon teaをいただきました。津和野城跡でのティータイムであれば、それはまた一味違った景色なのだろうと思いますが、いずれにせよ「座禅」(Zen)を組み合わせるなどすれば一層体験価値が上がるだろうと感じました。


津和野町は昔の外観を残し、新しい建物が見当たらず、電柱なども地面に埋め込まれていて、古き良き時代の江戸の町並みの景観が保全されているなど、街ぐるみでの取り組みの成果が感じられました。

夕食は老舗ののれん宿明月で町の方が混ざってのプチパーティをしました。
昼間にお茶屋さんで会った方、津和野出身の津和野博士のような方々と一緒に美味しい郷土料理をいただき、お話する機会があり、地域との交流の機会も作られていました。
こうした地域交流型のコンテンツは欧米系ならずとも価値が高い体験として支持されています。


メインの夜神楽は、太皷谷稲成神社の本宮で完全プライベートで実施されました。あの石見神楽を手を伸ばせば届いてしまう距離感で見ることができ、まさに五感を使うという言葉がぴったりのライブ感でした。こんなに近くでみることができるのはなかなかありません。


見終わった後、数名、興奮状態で感想が上手く言えなくなってしまうなど、特別な時間を体験させていただけました。


最近、ヨーロッパからの旅行者が増えているそうですが、津和野の方々は、その理由は、津和野が神秘的だからだろうと仰っていました。小さい規模の観光地だからこそどの場所にも徒歩で行くことができ、数日滞在してゆっくり楽しむのに最適だそうです。

津和野や萩は昭和のディスカバー・ジャパンの時代に一世を風靡した観光地です。その後は以前ほどの賑わいにはなっていませんが、インバウンドの目線で見てみればそれこそ好機です。

我々ハートランド・ジャパンはこうした隠れた宝を海外向けに提案し、誘客につなげ、地域活性化を図ることをミッションとしています。これからも私たちの地域誘客の活動を見守ってくださいね!

【Ehime Kurushima-kaikyo-ohashi Bridges, from Mt. Kiro】【Gunma Carp Streamers, Akaya Lake】【Yamaguchi Farmer in Higashi-ushirobata Rice Terrace】
【Hiroshima Streetscape of Yutakamachi-Mitarai】【Niigata Wakabayashi-tei House】©経済産業省、【表示4.0 国際】ライセンス https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/