
観光業においてインバウンド市場は年々重要性を増しています。そのため、宿泊施設においては、訪日外国人のニーズを理解するとともに、災害等の予期せぬ緊急対応など、様々な状況への対応力が求められています。
そこで、上伊那地域の宿泊施設や観光事業者の皆さまが 「選ばれる観光地域」「選ばれる宿泊施設」としての競争力を高めることや地域内でのネットワーク強化を図ることを目指し、全3回にわたるインバウンド受け入れ対応セミナーを開催しました(主催/(一社)長野伊那谷観光局)。

本セミナーは当地の宿泊施設が閑散期に入る冬季に合わせて開催し、毎回20名以上の宿泊施設関係者・観光事業者の皆さまにご参加いただきました。
また、全3回のセミナーのメイン講師は弊社執行役員の林が担当。研修内容については夏から秋にかけての現地視察や市場ニーズ調査、地域側のニーズヒアリングから得られた結果をもとに、上伊那エリアの実情に合わせたオリジナルカリキュラムとして作成しました。
【実施概要】
・第1回 1月28日 インバウンド市場の分析
欧米豪市場と台湾市場の比較、最新トレンド、データ分析と現場のギャップ解消等
・第2回 2月4日 インバウンド受け入れ課題の解決手法
接遇と接客の違い、サービス品質を向上、ユニバーサル対応・フードダイバーシティ等
・第3回 2月13日 インバウンドに選ばれる宿泊施設の特徴
トラブル対応、観光防災、サステナブルツーリズムの推進等

本セミナー参加者は、すでにインバウンド対応を進めている施設から、今後取り組んでいく施設まで、さまざま。そのため、座学だけでなく、現場の事例を交えたワークを通じて、各施設に適した具体的な施策を考える形式をとりました。
また、第1回目のゲスト講師には、弊社インバウンド事業部長の増田も登壇。台湾市場専門家とともに、と欧米豪市場の第一線の様子を伝えました。

3回の研修を通じて、地域の宿泊施設同士のネットワークが強化され、受け入れ体制の向上にもつながる貴重な機会となりました。

本年度、弊社では上伊那エリアのみならず、下伊那(南信州)エリアや木曽エリアなど、南信地域の各所で研修を開催しました。今後も、地域の観光事業者や宿泊施設の皆さまと広域にわたって連携し、持続可能なインバウンド観光の発展に向けた支援を続けてまいります。