【長野】木曽周遊促進の担い手を育てる「インバウンドガイド KISO(基礎)編」を開催

訪日旅行者の地方分散が進む中、地域が「選ばれ続ける目的地」となるための鍵は、その土地の価値を語り、旅を安全に支える「ガイド」の存在にあります。

私たちは「令和7年度 日本遺産を活かした広域周遊実証事業業務」の一環として、「インバウンドガイド KISO(基礎)編」を2日間にわたり開催しました(事業主体:木曽広域連合)。

今回の研修で私たちが大切にしたのは、単なるスキルの伝達ではなく、現場の第一線で活躍する講師陣の生の声や、自身の目指すガイド像を改めて考える機会の提供でした。

1日目は、熊野古道のベテランガイドと弊社の林が登壇。実際の現場で起きるトラブルへの対応や、旅行会社がガイドに求める「プロとしての心得」を共有しました。受講者の皆様が、自分自身の目指すべきガイド像を真剣に模索する姿が非常に印象的でした。

2日目は、箱根エリアのベテランガイドを講師に迎え、安全管理と環境配慮をテーマに実施しました。座学のみならず、会場周辺でのフィールドワークを通じ、アドベンチャーツーリズム(AT)において不可欠な「Leave No Trace(環境に跡を残さない)」についても考える機会となりました。木曽の豊かな自然を守りながら、いかに高い満足度を提供するかという、実務に直結する視点を深く掘り下げました。

20名の定員に対し、現役ガイドからこれから活動を志す方まで、多様なバックグラウンドを持つ方々に集まっていただきました。

嬉しいことに、2日間の研修後に実施した参加者アンケートでは、中級編セミナーの開催を強く望む声を多数いただきました。

「道」が繋いできた木曽路の歴史。それを次の世代、そして世界中から訪れるゲストへと受け継いでいく「人」のネットワークづくりに、私たちはこれからも伴走してまいります。

【Ehime Kurushima-kaikyo-ohashi Bridges, from Mt. Kiro】【Gunma Carp Streamers, Akaya Lake】【Yamaguchi Farmer in Higashi-ushirobata Rice Terrace】
【Hiroshima Streetscape of Yutakamachi-Mitarai】【Niigata Wakabayashi-tei House】©経済産業省、【表示4.0 国際】ライセンス https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/