1400年の歴史を誇る新宮の至宝「御燈祭(おとうまつり)」。
この神聖不可侵な神事を核としたプロジェクトが、観光庁の「令和7年度 地域観光魅力向上事業」に採択されました。

私たちは新宮市の全面的な協力のもと、本事業におけるツアー造成パートナーとして、新たな挑戦をスタートさせています。
9月に入り、本事業のキックオフとなる関係者ヒアリングや現地調査を終えましたが、改めて確信したのは「このツアーは新宮人のDNAそのもの」だということです。
地域の方々の並々ならぬ覚悟と伝統があるからこそ、この無形文化は守り継がれてきました。

私たちはこの4年間、新宮の皆様と対話を重ね、一歩ずつ信頼を築いてきました。
その月日があったからこそ、今、旅人を単なる見物客ではなく、神事の精神を分かち合う「継承の旅人」として迎え入れるという、挑戦的なスタートラインに立つことができました。

今回の調査では、神事を支える「女性わらじ職人」の工房や、世界遺産・熊野速玉大社での非公開神事の現場など、神事の背景にある「人の営みや祭事の本義」を再確認。
その本義を理解し、敬意をもって御燈祭りを体感したいと願う旅行者に唯一無二の体験をもたらすことが、地域とともに私たちが目指す「レスポンシブル・トラベル(責任ある観光)」の根幹を成すものです。

冬の熊野の精神性を象徴する御燈祭り。この圧倒的な熱量を、地域への敬意を損なうことなく世界へ届けたい。
新宮市をはじめ観光協会や地元の皆様と肩を並べ、4年間の想いを「地域に資する観光」として形にするべく、情熱を持ってツアーを作り上げてまいります。
そして、目指すは5ヶ月後。2026年2月には、必ずや初の御燈祭ツアーを満員御礼で催行したいと思います!!