【長野】持続可能な観光セミナーin南木曽町にて、弊社の林が登壇いたしました!

栗菓子の美味しい神無月。
10月8日、持続可能な観光について南木曽町の皆様へお話する貴重な機会をいただきました。


南木曽町といえば、代表的な場所の一つが妻籠宿。
江戸末期から明治期の面影をよく残す宿場の町並みがインバウンドにも非常に人気が高く、この素晴らしい宿場は重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されています。
妻籠宿保存の取組みの歴史は長く、今年で48年目。指定面積も全国の重伝建地区の3割相当という広さを誇ります。
現在、全国に129の指定地域がある重伝建の中でも妻籠宿はモデル中のモデル地域であり、持続可能な観光地域であると言えます。
一方で、観光に携わっていない住民の方にとっては、「持続可能な観光(サステナブルツーリズム)」という言葉が一人歩きしてしまい、十分に理解されていない、というのも現実です。


そこで今回も基本的には専門用語は封印。横文字の多い観光用語や定義を身近な事例に当てはめて、分かりやすく、聞いた内容を誰かに一つでも伝えてもらえるように、と努めました。
南木曽町では観光振興計画の策定を予定しており、まさに今、観光に関する意識醸成や意見交換において絶好のタイミングです。


平日の午後、天候は小雨という状況下にも関わらず、セミナーには20名程が参加。皆様熱心に耳を傾けられており、講演後の質疑応答でも予定時間をオーバーする程に質問が飛び交い、熱量の高いセミナーとなりました。
妻籠宿のこれまでの取り組みを核として、南木曽町の観光振興計画がどのように立案され、観光施策が進んでいくのか、期待が膨らむばかりです。
この度、貴重な機会をくださった南木曽町観光協会をはじめ南木曽町役場の皆様、ご参加いただいた南木曽町の皆様に心より感謝いたします。

【Ehime Kurushima-kaikyo-ohashi Bridges, from Mt. Kiro】【Gunma Carp Streamers, Akaya Lake】【Yamaguchi Farmer in Higashi-ushirobata Rice Terrace】
【Hiroshima Streetscape of Yutakamachi-Mitarai】【Niigata Wakabayashi-tei House】©経済産業省、【表示4.0 国際】ライセンス https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/