この度、国土交通省 四国運輸局さま主体のもと「高知県黒潮町における持続可能な観光地への現状・課題調査及び受入環境整備事業」がスタートを切りました。
弊社は受託業者として現地入りさせていただき、2024年8月6日(火)に第1回ワークショップ、開始時会議を同時開催。プロジェクトについての概要説明や意見交換会を行いました。
第1回ワークショップでは、サステナビリティやSDGs、GSTC-D 、JSTS-Dなどの国際指標や日本版指標について解説。開始時会議では、先に実施された第一回ワークショップの内容をふまえ、事業全体の進め方や黒潮町防災手帳の作成内容、外国人観光客へ向けた防災の取り組み等に関する内容を説明させていただきました。今後の方向性として、黒潮町における持続可能な観光の取り組みや防災ツーリズムを海外市場に向けて発信していく予定です。
本来であれば開始時会議を経てワークショップを開催するスタイルとなりますが、あらためて国際指標や日本版指標について触れたあと事業詳細の説明を行うことで、認識のすり合わせや、より理解を深められると考えたため通常版とは違う進め方となりました。今後地域の皆さまに発信しやすい環境作りをすることも、私たちトラベルコンサルタントの仕事だと思っています。
黒潮町で私たちができること。それは、一つひとつのモノ、カタチ、人、意見、知識が繋がり循環できるスキームをつくることです。
南海トラフ地震発生被害想定公表から12年。全国で最も高い津波想定最大34.4mという数字に向き合い、自然との共存をするため果敢に取り組む地域の皆さまと一緒に、危機管理の要素も取り入れた、この土地でしか学べないコトを造成していきます。