座学、実地を含む、地域通訳案内士試験の合否判定を含む全5回、全35時間の研修プログラムを設計し、インバウンド受入の専門業者として、地域の受け皿整備に貢献します。
第1回は12月15日に執り行われ、地域通訳案内士を目指す地元の方々にご参加いただきました。
朝8:30から夕方17:30まで8時間にわたっての渾身のガイド研修でした。
今後、以下の5回の実施要綱でガイド研修を行なってまいります。
1. 地域通訳案内士の役割
地域通訳案内士とは?(全国との違い)、ローカルガイドの仕事とは?(スルーガイドとの役割分担)、自己紹介をやってみる、異文化コミュニケーション(前提の違いを知る)、ガイドの基本的なボキャブラリーを知る、お客様が旅やガイドに求めるコト、ストーリーテリングとは?、ブリーフィングをやってみる、セーフティトークをやってみる、グループマネジメント、困った質問、事態への対処法を知る
2. 地域学+旅程管理
1)中津について知る、そもそも世界における九州、大分、中津とは?、日本旅行でわざわざ中津に来る価値とは?、中津の歴史、文化について、地元の各スポットの基礎知識、人、街のストーリー、地域ボキャブラリー(英語)、パッション、地域への愛をどう伝え分かち合うか?
2)旅程管理の仕事とは?、旅程管理とは?(旅行業とは?)、ガイドとの違い、時間管理、車内での対応、集合・解散、トイレ、休憩、食事など、よくある困った事への対処法
3. 安全管理
ツアー中のリスクを知る(怪我、虫、獣、悪天候、保険)、予防(リスクマネジメント)、街、山、川、海、応急処置(ファーストエイド)、救命措置
4. 実地研修
城下町、(街歩きを想定した実地)、耶馬溪(バス観光を想定した実地)
5. 試験
合否判定
これまで日本のガイド教育、ガイド認定試験は受験勉強型、つまり暗記型でした。
当社はそのガイド教育のあり方を変えたいと考えております。
つまりガイドはあくまでもお客様ファーストであるべきという考え方です。
お客様を迎え入れるについては地域の一方的な押し付けではなく、お客様の興味・関心に寄り添うべきという基本的な考え方に則ったあり方です。
歴史の史実、地理の丸暗記、暗記した内容の正しさ、詳細さなどよりも、海外からのお客様の興味関心に寄り添い、彼らの旅の満足度を優先したガイド像をあるべき姿とし、それに対応できるガイドを地域に養成してまいります。
実践的なガイド。実際に仕事をお願いできるガイドを全国規模で育成してまいりたいと考えております。
地域のガイドがお客様を前にして、しっかり活躍できる世の中を創ります!
ぜひ応援していただけたらありがたいです。