【高知】黒潮町第1回目現地調査が開始されました

10月14日から2泊3日で黒潮町へ。
持続可能な観光の推進と、観光防災の取組み強化として外国人来訪者向けの防災手帳を作成するために、現地での情報収集や住民も対象としたヒアリング調査等を開始しました。
今から遡ること2ヶ月前・・・
8月に初回の現地業務を終えましたが、その翌日8月8 日に日向灘沖での地震が発生。南海トラフ地震臨時情報が発表され(、更に8月下旬には超迷走大風の直撃もあり)、観光防災に対する取組みへの優先度や来訪者の意識も全国的に一気に高まりました。


そんな事情もあり、当初より現地視察のタイミングが少し遅くなりまたが、今回は津波の高さが34mと予想される佐賀地区の避難タワー見学プログラムや同地区で漁師さんが営む民宿「おおうち」さんへの宿泊、来訪者の宿泊拠点となる入野地区の宿泊施設「ネスト・ウエストガーデン土佐」の宿泊と夜間避難プログラム等を視察しました。


「34m超えの津波が”押し寄せる”町」というニュアンスで、偏った情報やイメージが一人歩き気味の黒潮町ですが、津波の到達予想時刻も、予想される津波の高さも、避難ルートや備蓄状況も地区ごとに様々です。
また、観光防災は非常に重要ですが、スポーツツーリズムをはじめとする黒潮町の平時の主力観光となる体験や観光資源を活用し、経済循環を生み出すことが何よりも大切です。


天然塩づくりや漁村の暮らしぶりに没入できる民宿、漁村に伝わる歌の維持継承の課題など、本事業では観光防災への取組みとともに地域の魅力をしっかりと見てまわり、黒潮町にとって最善の観光のあり方を地域の皆様とともに考えていきたいと思います。


今朝は民宿のお父ちゃんと一緒に漁村散歩へ。漁村(佐賀地区)の日常の朝の暮らしぶりに没入でき、とても印象深かったです。

【Ehime Kurushima-kaikyo-ohashi Bridges, from Mt. Kiro】【Gunma Carp Streamers, Akaya Lake】【Yamaguchi Farmer in Higashi-ushirobata Rice Terrace】
【Hiroshima Streetscape of Yutakamachi-Mitarai】【Niigata Wakabayashi-tei House】©経済産業省、【表示4.0 国際】ライセンス https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/