北海道千歳市のFAMツアー4日間に参加してきました。
新千歳空港から抜群のアクセスの支笏湖・千歳川流域では、様々なウィンターアクティビティが体験できます。
今回、ラフティングとバードウォッチングを組み合わせたアクティビティを体験しましたが、残念ながら北海道の冬のシンボルである「シマエナガ」は見ることができませんでした。
しかし、海外からのバードウォッチャーにとって一度は見たい「オジロワシ」を多数確認することができました。
冬は木々に葉がないため、鳥たちを見つけやすいようです。

初めてのスノーシュー体験では、「巨木の森」を歩きながらアニマルトラッキングを楽しみました。
動物たちの県道・国道も発見しました。私達の歩いた跡も、ヒューマン・トラッキングとして動物たちがみつけることでしょう。

特に今回は支笏湖氷濤まつりが、2月1日から2月24日まで開催されており、
多くの国内外からの観光客でにぎわいを見せていました。
冬の閑散期に観光客を呼び込もうと、1979年に地元のボランティアの手で始まったこの祭りは、今でも地元の方々が氷像を制作しておられ、現在は、約20万人が訪れる大人気のイベントとなっています。
地域の温かさを感じさられる素晴らしいお祭りです。

オーバーツーリズムはここでも。
路線バスに乗りきれない観光客が100人越えとなり、行き場のなくなった人々が路頭に迷う場面もありました。
地元の宿泊施設などが無償で救いの手を差し伸べるなどされておられ、日本人の助け合い精神に頭の下がる思いでした。
地元の方々とも、日本のこれからのツーリズム・環境対策はどうあるべきかをディスカッションすることができました。
旅行業に携わるものとして、売上を追求するだけではなく、すべての人々が幸せになるような旅行を実現することが大切だと改めて感じた時間でした。