新しい切口で山口の体験コンテンツを造成(9/1)

9月1日、山口エリアの欧米向け体験コンテンツの造成プロジェクトが開始されました。

福岡と広島に挟まれた山口エリアは、絶好のロケーションにあるにもかかわらず、これまでまったく海外顧客の目には留まってきませんでした。

萩や津和野という日本人には多少知られたデスティネーションがありますが、これらは、日本にいるエキスパット(海外からの日本駐在員)にすら、知られていないのが実情です。

また萩往還というサムライたちが昔歩いたトレイルは、お年寄り向けのハイキングルートとなっており、欧米系ハイカーたちに対してはまったくマーケティングされていません。

また十種ヶ峰には、マウントバイクのコースもあります。

こうした海外向けにマーケティングがされていない、本来輝くべき資産を我々が欧米向けに体験型コンテンツとして作り込んでまいります。

阿武川は、カヌーのオリンピック選手がトレーニングをするほどの素晴らしいアウトドアフィールド(河川)です。

こういった川のトレイルはこれまでまったくプランニングされてきませんでした。

また萩・長門エリアには、日本海の美しい造成美があります。またシーカヤックなどの体験ベンダーもいます。ただそれがこれまで欧米向けには販売されてきていない点において、我々が介入する余地があるということになります。

何気ない片田舎の漁港の情景は絶好のウォーキングツアーの題材になります。

こうした地球の成り立ちを感じることができるジオ資産は、わかりやすくストーリー化する必要があります。単純に漁船でクルーズして海や岩を楽しむのではなく、その成り立ちを欧米人にも伝わるように物語化すれば、それはいい体験コンテンツになるでしょう。

サーフィンや SUPも海を楽しむためのよい体験コンテンツになります。サーフショップの人のパッションに触れること、サーフィンを楽しみに来ていローカルのサーファーたちと海で小話することは、ぜっこうのご当地体験になります。

こうした瀬戸内や日本海の観光資源を、アドベンチャー目線、本物志向の

ツーリストの目線で磨き上げていきたいと思います。

写真だけ撮って終わる観光ではなく、一生の思い出に残る体験、地域の人の生活に触れる体験、そういったものをハートランド・ジャパンは作り込んで、欧米市場向けに販売してまいります。

知られざる日本における山口エリアのプレゼンスを高めてまいります。

【Ehime Kurushima-kaikyo-ohashi Bridges, from Mt. Kiro】【Gunma Carp Streamers, Akaya Lake】【Yamaguchi Farmer in Higashi-ushirobata Rice Terrace】
【Hiroshima Streetscape of Yutakamachi-Mitarai】【Niigata Wakabayashi-tei House】©経済産業省、【表示4.0 国際】ライセンス https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/