
2年間にわたり進めてきた「木曽路歩行ルート調査検証委託業務」が、一つの大きな結実を迎えました。
本事業の最大の成果として、私たちが実踏を重ねて検証した木曽路の歩行ルートを、アウトドア系アプリOutdooractiveの木曽観光連盟公式アカウントにて正式に登録・公開いたしました。
今回のルート作成で私たちが最もこだわったのは、現場の安全性と旅人の実体験の両立です。

例えば、全12区間に整理した「中山道木曽路ロングトレイル(全長約80km)」では、国道19号を歩く危険を回避するため、あえて歴史的な「与川道」や自然豊かな右岸道路を通るルートを「推奨Aルート」として設定しました。
一方で、本来の中山道を通る「Bルート」も併記し、旅人が自身のスキルや目的に合わせて主体的に選択できる、多層的なルートガイドを実現しています。

さらに、木曽の新たな歩行資源として御嶽古道トレイルも整理し、中山道だけではない木曽地域の深奥へと繋がるルートも可視化しました。

今回のデジタル実装により、木曽観光連盟様のアカウントを通じて、世界中のハイカーが確かなデータに基づいた安心な旅を計画できるようになれば幸いです。
昨年度、気温が40度に迫る真夏に開始した実踏調査でしたが、真冬の今、無事にデジタル発信へと昇華させることができました。

木曽地域のトレイルルートはまだまだ豊富にあります。
今後もルートのデータ化を進め、バリエーションに富んだ数々のトレイルルートを「見える化」することで、木曽地域の魅力を世界に伝えていきたいと思います。
[木曽観光連盟 Outdooractiveアカウント] https://x.gd/Jrk7S