※本記事は、英語の原文を日本語に翻訳したものです。
英語全文はこちらからご覧いただけます。
🔗Into the Sacred Flames of Kumano: A 74-Year-Old Traveler’s Oto Matsuri Journey
日本海側の萩にあるホームステイ先へ向かうため、山を越えて10時間の旅の最後となるバスを新山口駅のバス停で待っていたとき、外は冬の吹雪でした。
2026年2月5日から7日までの3日間、私はハートランドジャパンの新宮・御燈祭りツアー「Sacred Flames of Kumano」に参加していました。
バスが慎重に山道を登っていく中、車内のぬくもりに包まれながら、私はハートランドジャパンに次のメールを送りました。
ユキコさん、そしてハートランド・ジャパンの皆さまへ
私はいま、新宮から山を越えて萩へ帰る最後のバスに乗っています。
燃え盛る松明の光から、吹きつける雪の世界へとやってきました❄️
でも、萩に戻る前にどうしてもお伝えしたいのです…
「御燈祭りツアーの3日間は本当に素晴らしかった!」と。
素敵な仲間たちと共に過ごした体験は、私を謙虚な気持ちにさせると同時に、喜びで満たしてくれました。
ノブコさん、ミキさん、ティムさん……心のこもったお心遣いを本当にありがとうございました。
どうかお元気で
ポール
私はイギリス出身の74歳で、この文章を書いているいま、日本での6か月滞在のうち4か月目に入っています。私が「何も計画を立てない」という計画で日本へ来たことを、家族は喜び、わくわくしてくれました。できる限り静かに過ごし、日本の日常を味わおうと思っていたのです。
すると、今お世話になっているホストファミリーのおかげで、次々と素晴らしい体験をもたらしてくれ、ハートランド・ジャパンを紹介してくれたのも彼らでした。

「Sacred Flames of Kumano」ツアーで私が見て感じた喜びについて、その時々に子どもたちやハートランド・ジャパンへ送ったメッセージを振り返りながらお話ししたいと思います。
そうすることで「リアルタイム」の物語を共有できると思ったからです。
ここにあるメッセージには写真はないかもしれませんが、新宮の御燈祭りへのこの旅から、少なくとも一部は日本の心宿る場所へと導かれたこの地から、私に与えられた力強さと明晰さ、そして喜びが伝わることを願っています。
まず何よりも敬意をもって感じたのは、見事なまでの綿密な企画でした。
ツアーの細部にわたる丁寧な準備があったからこそ、一つ一つの瞬間が忘れがたいものになりました。そのおかげで、何世紀にもわたる神道と地域文化を背景にもつ御燈祭への理解と個人的な気づきが、力強く心に刻まれたのです。
駅の集合場所でグループに向かって歩いていくと、すぐに幸せな気持ちになりました。
その幸福なエネルギーは、神道の神聖さや古い伝承の世界に浸るにつれて、どんどん大きくなっていきました。その幸せな空気は、最初の温かな個人的歓迎をしてくれたお二人の主催者から生まれたものでした。
その日の夜、私は子どもたちにこう送りました(「Dad in Japan」という家族のWhatsAppグループがあります!)。
新宮でのガイドツアー初日が終わったよ。藁(わら)を編んで『わらじ』の紐を作り、自分たちのわらじをもらったんだ。それを履いて神倉神社まで登ったよ。明日、2000人の真っ白な衣装を着た男たちが、燃え盛る松明を持って神社の急な階段を駆け下りるのがどういうことなのか、少し理解できた気がする🌻 グループの一緒の人と紐をななったんだ。これが僕たちのわらじと白い足袋だよ😇
返信:
娘1 ― その縄の履き物ひどそうね…足がどうなったか教えてね xx
娘2 ― 痛みなくして、悟りなし!


その日の2通目のメッセージでは夕食のことを書きました。
驚くほど素晴らしい一日だったよ🙏 夜10時半にホテルに戻ったところ。今夜の食事はもう、ほっぺたが落ちるほど美味しかった!日本食は大好きだけど、今日の食事は最高級。本格的なファインダイニングだったよ!グループのみんなもすごくフレンドリーで楽しいんだ。


ここで付け加えたいのは、、このツアーのすべてが御燈祭り、その神道の実践、そして新宮のコミュニティに対する心からの敬意に満ちていたということです。単なる観光客として外から興奮してスマホのシャッターを切っているような感覚は、一度もありませんでした。
神職の方々との対話や、神社の中へ招き入れてくださり伝統を分かち合ってくださった経験を通して、私自身の戸惑いも消えていきました。外側から見るのではなく、その場の一部になれたのです。
これが可能だったのは、ハートランド・ジャパンによるこの上なく細やかな計画があったからこそです。そして、御燈祭りのコミュニティに深く関わり、その一員として活動しているガイドのティムさんの素晴らしい精神と知識があったからです。

その夕方、3つの神社を巡る神聖な旅に備え、浜辺で身を清める男たちをティムさんが先導しました。
神職が祈りを捧げる中、男たちは腰と太ももに白いふんどしを巻く以外はほとんど裸となり、身を清める儀式として海に入りました。これから行われる松明の儀式で神々を拝むため、心身を整えるための儀式です。
こうした宗教的伝統を守り続ける男たちの姿を目の当たりにし、身が引き締まる思いでした。
そこには、まだ2、3歳ほどの小さな息子たちの姿もありました。

その日の午後、二人の山伏と昼食を共にしながらお話を伺いました。
山伏の修験道は、神道と仏教の要素を取り入れ、熊野の山々における古代の自然崇拝を基盤としていることを学びました。
彼らの修行は家庭生活と一体化しており、普段の職業(一人は理学療法士でした)にもその教えが活かされているそうです。


その後、私たちはそれぞれ墨と筆を使って、神々へ届けたい願いを書きました。
その願いはその夜、ティムさんが運ぶ松明に託されました。
グループのみんなで自分自身を見つめ、繋がりを感じたこの瞬間は非常に感動的でした。
私の願いは、「家族」という漢字一文字でした。


その夜、2000人の男たちは松明を手に3つの神社を巡り、最後には「神の光」となって熊野神倉神社の急な石段を駆け下りました。

これはその後、子どもたちに送ったメッセージの一部です。
……あの燃え盛る松明……私たちは走路内には入れなかったので、少し離れた場所からのビデオだけど……走者たちの雄叫びや、法螺貝が吹き鳴らされて門が開き、疾走が始まる音が聞こえるよ!!
娘2 ―お父さん、そんな関係を築いてガイドさんの説明を理解できるなんて、日本語がすごく上達したんじゃないの!
私 ― ああ、主催者だけじゃなくて、グループのほとんどの人が観光に関わっている人たちで、中には勉強のために参加しているガイドさんもいたんだ。英語と日本語の両方が飛び交っていて、どちらも流暢だったよ。
「炎の龍」のような祭り以外の前後の日々も、神道の儀式に深く溶け込んでいて、まるで数百年前の世界に戻ったようだったよ。神職や儀式と共にね。
私は最年長ということで、熊野速玉大社での参拝の際、グループを代表して玉串を捧げる役目を務めたんだ。創建から1000年以上の、日本でもっとも重要な神社の一つだよ。
二人の山伏とも夕食を共にしたんだ。彼らは古代の自然崇拝を仏教や神道に融合させていて、今でも山の中での連絡に法螺貝を使っているんだよ🇯🇵!


3日目の朝、私たちは再び神倉神社の石段へ戻りました。
御燈祭りの後に残った藁や木片を清め、石段を掃き清める作業に参加しました。
これは私だけでなく、グループ全員にとって非常に深い意味を持つ体験となりました。
御燈祭りの一部であり続けること、そのコミュニティの一員であることで、私たちは心が「軽くなった」と感じました。
私たちが口にしたその言葉は、悟りにも似た幸福感を共有する感覚でした。


萩に戻った翌日、ハートランド・ジャパンへ送った言葉です。
ツアーの細部まで行き届いたツアーは完璧でした!
今もなお、新宮の御燈祭りツアーの鼓動の中にいます。
あの数日間に感じた神聖な伝統の力強さと身体に刻まれたリズムから、まだ離れることができません。出会った人々や地域の皆さんの温かな歓迎を、いまも感じています。
普通の日常に自分をどう戻せばいいのか分かるまで、あと数日はかかりそうです。
皆さんは、私に本当の「日本の心」を教えてくれました。

御燈祭りツアー
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日本語・英語でのガイドとなりますので、日本人の方も安心してご参加いただけます。
🔗Sacred Flames of Kumano(英語)
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