島根県の津和野町は山陰の小京都として知られる静かな城下町です。広島からは車で2時間強、新山口からは列車で1時間強のロケーションにあります。
街はコンパクトで、歩きでぐるっと一周できるほどのちょうどよいサイズ感です。
しかし訪れるべき場所は多く、できる体験も実に多彩で豊富です。
アウトドアアクティビティの一部は弊社YouTube公式サイトからご覧いただけます。
・津和野城址の縦走(https://youtu.be/HykVKfLqzUY)
・サイクリング(https://youtu.be/DxgXkwd5jGE)
ほかにも、流鏑馬や津和野踊りなどの郷土芸能などが楽しめます。
津和野では毎年7月20日と27日の2日間で鷺舞という伝統の神事が執り行われます。
この伝統を次世代に、そしてグローバルに継承すべく「鷺舞プロジェクト」が始まりました。
鷺舞は「疫病鎮護」を祈願する京都発祥の踊りで、室町時代ら続く祭礼ですが、最近ではコロナ禍を鎮めるべく神事としても注目を集めています。
ハートランド・ジャパンではこの度島根県から委託を受け、鷺舞のインバウンド向けの商品造成に携わらせていただきました。
テーマは「鷺舞を地元のように楽しむ地域没入体験」。
津和野駅からスタートし、1泊2日のショートホームステイをするような体験プログラムとして、今回はそのモニターツアーを実施しました。
駅での地元家族のお出迎え、日本遺産センターでの郷土史のオーバービューと鷺舞のレクチャー、郷土料理うずめ飯づくり体験、浴衣体験、鷺舞の神事の見学、神事の継承のためのドネーション(寄付)、地元居酒屋体験、スナック体験、日本茶体験、酒蔵見学、日本酒テイスティング、そば体験を盛り込みました。
参加者からは「鷺舞には感動した!」というコメントが続出し、高評価を得ました。
体験プログラムとしては酷暑だったこともあり微調整が必要ですが、来年の7月の販売に向けて、私たちはブラッシュアップと販売に注力してまいります。このような地域の伝統文化の次世代への継承が我々の役割だと思っています。