我々のパッケージ「萩・津和野、萩往還ウォーク」のFAMツアーが完了した。
・実施期間:2018年10月30日(火)〜11月2日(金)
・ジャーナリスト招致:3名(アメリカ人2名、オーストラリア人1名)
・トラベルバイヤー招致:5名(オーストラリア人1名、イギリス人1名、南アフリカ人1名、香港人2名)
という内容だ。
津和野での石見神楽鑑賞から始まり、津和野城トレッキング、お茶体験、萩焼体験など、とてもユニークなコンテンツになったと思う。
熊本の阿蘇でもそうだったが「神楽」という伝統芸能のポテンシャルは鉄板だ。神楽のお面を欲しがるお客様が出てくるなど、最高の人ときを自国に持ち帰りたい衝動を駆り立てるのだろう。自分も鬼のお面を買ってしまった(笑)。香港からのバイヤーと、アメリカ人ジャーナリストは、般若のお面を買っていた。価格はなんと5000円。これは10倍出してでも買いたいというお客様もいるのでは?と思われるくらい立派なお面だった。
神楽を鑑賞するだけではなく、実際に演舞する地元の方々と会話をしたり、楽器や衣装、お面に触ったりと、体験、出会いの要素がより満足度を引き上げたと思う。
津和野城は山城。トレッキングが楽しめるスポットだ。
津和野城趾から津和野の街を眺望。
心のふるさと「江崎漁港」。西堂寺の六角堂が夕陽を浴びる。
イギリスのジャーナリストは、この網と夕陽のコントラストが美しいとシャッターを切りまくっていた。
目に映るもの全てが美しい、と。ゴールデンルートに代わる新しい日本をオファーしてよかった。
本物のイカ釣り船に乗り込み須佐湾を遊覧。
幸運にも、イルカが! 6-7頭はいただろうか。この時期に姿を表すのは珍しいと地元ガイドさん。
須佐ホルンフェルスはフォトジェニックな断層ポイント。
萩の城下町を歴史ウォーキング。ただ明治維新と一言で言ってもまったく興味は持ってもらえない。日本人をベースに歴史を語っても伝わりにくので、わかりやすく加工して西洋人に伝えることが大切。
萩の城下町の美しい街並み。1日かけてゆっくりと周りたいエリアだ。
笠山の椿群生林は、とても美しかった。トレイルも自然豊かなままに整備されていて、とてもよい雰囲気だった。
笠山の椿の群生林。幻想的で神秘的。
両脇が石積みされたトレイルはまったくの異世界。ハイキングにはうってつけ。
萩市大井の山根清玩先生の窯元で萩焼体験。なかなか難しそうだった。
帰りの羽田空港で記念写真。津和野で買った鬼の面と共に。
日本のデスティネーションはまだまだ未知のポテンシャルを秘めていることを体感した3日間だった(阿蘇と合わせると6日間)。
観光は、ダイレクトに地域にお金を還流させることができるビジネス。またお客様の喜びの表情を間近で見れるのも醍醐味。日本の地方がもっと世界に目を向ければ無限の可能性があるだろう。
ますます自信を深めたFAMとなった。