2018年度の第1号インバウンド観光開発プロジェクト始動

島根県の江の川流域のインバウンド観光開発プロジェクトに専門家として今年も招いていただいています。

ないものねだりや他の町との比較ではなく、今あるものを欧米向けに発掘して磨き込んでマーケティングするという仕事です。

 

ゴールは実際に「売る」こと、実際に海外のお客さんを連れてくること。もちろんハードルは低くないですが、自分は人生をかけてこのテーマ(=日本の集落をパッケージングして、ブランディングして、世界ブランドにすること)に取り組んでいます。

旅慣れたハイステイタスなシニア層、アウトドア愛好家、知的レベルの高い人が顧客ターゲット。東京や京都などのいわゆるジェネラル系ではなく、スペシャルインタレスト系。そのニッチなマーケットにこのプロダクトを刺していきます。

 

江の川流域は、幸いなことにいい広島、出雲という、いい出口と入口があります。さらにユネスコ世界遺産の「石見銀山」というコンテンツも。

そして「三江線」という昨年度に廃線になったJR路線のドラマと、その沿線沿いの江の川流域の集落に息づく人々の暮らしぶりがあります。

テーマは、ずばり「ローカルに会う」。

神話のふるさと出雲大社や石見銀山がいいアトラクションになるということと同時に、神楽のお面を作る職人さんや川漁師さん、横笛職人さん、日本酒、陶芸などに携わる地元の方々と触れ合える点が訴求ポインントです。

 

世界には、「南米の少数民族に会いに行く」「アフリカのライオンに会いに行く」などの、アドベンチャーツーリズムのマーケットがありますが、自分たちはそれを日本に置き換えます。

日本の奥地の「ローカルに会いに行く」です。

外客にとって日本は、とてもミステリアスな国です。この神秘的な国「日本」をアドベンチャーという切り口でマーケティングし、「頭」で学び、「体」で体験する快適な旅のサービスにして売ります。

知らない異世界に身を投じることは、その人の人生を変えるパワーを秘めています。

僕たちは、「人生を変える旅」を、日本の集落を題材にして提供してまいります。

しっかりと世界向けに営業しますので、見守っていていただけたらありがたいです。

Heartland Japan
https://heartlandjapan.jp/ja/
http://heartlandjapan.com/

 

【Ehime Kurushima-kaikyo-ohashi Bridges, from Mt. Kiro】【Gunma Carp Streamers, Akaya Lake】【Yamaguchi Farmer in Higashi-ushirobata Rice Terrace】
【Hiroshima Streetscape of Yutakamachi-Mitarai】【Niigata Wakabayashi-tei House】©経済産業省、【表示4.0 国際】ライセンス https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/